Snow Manサブスク解禁!どこのサービスを選ぶべきか?注意点は?

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STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)で最もCD売上の多いSnow Manが2024年10月14日、ついに新曲サブスク解禁に踏み切り、楽曲「One」を先行配信リリースしました。

つまり、定額制音楽配信サービスでのダウンロードやストリーミングが、可能になりました。

この記事では、サブスク初心者向けに、どこのサービスがおすすめか、キャンペーンの考え方、Amazonでの注意点などについて、まとめてみました。

目次

Snow Manがついにサブスク解禁、なぜ解禁が遅れた?

日本でもここ数年、音楽配信サービスが着実に普及してきました。

日本レコード協会の「日本のレコード産業 2024」によると、2023年のCD・LPレコードといったオーディオレコードの売上は1,463億円で、音楽ビデオ(DVD・Blu-ray)は745億円、音楽配信は1,165億円した。

しかし、STARTOにタレントが移籍する前の旧ジャニーズは、この分野でかなり遅れていました。

旧ジャニーズでは、2016年末をもって解散したSMAPが、解散後に楽曲の一部音楽配信サービス解禁を実施しました。また、一部の所属タレントのソロ曲の配信リリースの例はありました。

しかし、旧ジャニーズでの現役のグループの新曲の配信リリースは、2020年をもって活動休止になった嵐の、活動休止直前の英語詞曲くらいしか、ありませんでした。

旧ジャニーズが音楽配信に消極的だったのは、シンプルに、CDの売上が落ちることを懸念していたから、そして、配信ではCDほど儲からないだろうと危惧していたからです。

旧ジャニーズだけでなく、山下達郎さんなど、一部の大物アーティストも、サブスク解禁していません。

2022年10月2日配信のABEMA TIMESの記事に登場している、アーティストで作曲家の松本昭彦さんは、サブスクだと収益がCDの100分の1になって死活問題、と主張しています。

同氏の場合は歌唱と作曲の両方の印税があっても、1曲の再生1回で約1円の収入にしかならないそうです。歌うだけの歌手なら1曲再生1回で1円未満です。約0.01円という例もあります。

ストリーミングは薄利多売の世界ですので、再生数が相当多くないと儲かりません。

CDの歌唱印税は歌手の知名度などによっても違いますが、一般に売上の1~3%(新人は1%未満もある)、人気アーティストなら5%超とみられています。

それとは別に、旧ジャニーズ事務所のようなアーティスト事務所は原盤権を持っていて原盤印税がもらえます。サブスクより売上単価の大きいCDのほうが、うまみが大きいのです。

Snow Manサブスク解禁で、どこのサービスを使うべきか①―キャンペーン実施のサービス

サブスクが解禁されて、初めてサブスク(定額音楽配信)サービスを選んで登録する人は、どこがいいか迷いますよね。

お金に余裕のない人は、一部無料サービスを行っているサブスク(Spotifyにもあります)を使うのもいいでしょう。

アイドルファンの場合、1つの選択肢としては、運営(事務所またはレーベル)が、自分の推しの新曲の配信開始時、もしくはCD発売週に合わせて、ストリーミングのキャンペーンを行っているサービスを選ぶことです。

キャンペーンとは、たとえば指定期間中に再生回数〇〇〇回以上で、プレゼント(推しのアイドルの画像など)がもらえる場合や、イベントに抽選招待される場合などがあります。

Snow Manの今回の「One」のストリーミングのキャンペーンは、ずばり、Spotifyで行われます。

初回ということで「Spotify シェアキャンペーン」が実施され、SNSでシェアするだけで、オリジナル待ち受け画像がプレゼントされます。

このキャンペーンに参加するには、当然ながら、Spotifyの登録(契約)が必要になります。

なお、Spotifyは、同じ曲を続けて何回も再生すると、カウントしてもらえなくなるので、プレイリストを作って、前後に別の曲を入れましょう。

一方、Snow Manの「One」のダウンロードキャンペーンは、レコチョクが対象です。こちらはあくまでもダウンロードだけの話なので、ストリーミングの定額サブスク契約とは無関係です。

Snow Manサブスク解禁で、どこのサービスを使うべきか②―世界を目指すならSpotifyかApple Music

推しのアイドルもしくはアーティストが、世界進出を目指している場合は、日本国内だけのサービスよりも、SpotifyやApple Musicのように、世界中で普及している音楽配信サービスと契約することが、強く推奨されます。

これらのサービス内での日本のランキング上位に登場できるだけでも、推しの楽曲が世界のユーザーに見つかる可能性が増えます。

しかも、推しの運営(事務所またはレーベル)が、今後Station Head(“ステヘ”、私設ラジオのようなもの)でのリスニング・パーティーを実施する可能性が、高いと思われます。

これは、アイドルも含め、多くのアーティストの運営が、Station Headを開催しているからです。ここでかけた曲が参加者の人数分、ストリーミングカウントされます。最初のうちは、集客のため、アーティスト本人が登場する場合もあります。

Station Headに参加するには、SpotifyもしくはApple Musicの登録が、必須条件になります。

Snow Man サブスク解禁でAmazonを使うのはどうか?

普段ショッピングで慣れているAmazonを使いたい人は、使っていけないことはありません。

Amazonはダウンロードもストリーミングも、Snow Manの「One」に関してはキャンペーンの対象外ですが、それでよければ、もちろん使って大丈夫です。

ダウンロード数を稼ぎたければ、複数のダウンロード・サービスで購入する人もいるでしょう。その場合、Amazonも有力候補です。

ただし、1アカウントでは1曲につきダウンロード1回が原則です(何回も買っても、チャートでカウントされない可能性があります)。

AmazonとiTunes/Appleの注意事項

注意事項としては、Amazonで楽曲をダウンロード購入した後で、Amazon Musicで同じ曲をストリーミング再生すると、カウントされません。

カウントされたければ、別のストリーミング・サービスを使うか、ダウンロードした楽曲を削除してAmazon Musicでストリーミング再生しましょう。

これは、iTunesでダウンロード購入した楽曲をApple Musicでストリーミング再生する場合も同じです。ストリーミングでカウントされたければ、別のサービスを利用するか、ダウンロードした楽曲を削除してからApple Musicで再生しましょう。

こうした注意点はすべて、チャート成績に確実に貢献するためのものです。

初めてサブスクを利用する人には、注意点など、複雑に思えることも多いかもしれませんが、すぐに慣れると思います。

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