手越祐也さん(36)が、YOSHIKIさんがプロデュースする13人組ボーイズ・バンド(バンド+ダンス&ボーカルユニット)のXYに加入することと、手越さんが加わったXYの新番組「YOSHIKI SUPERSUTAR PROJECT X SEASON2」が、2024年10月29日(火)24:59より地上波日本テレビで全9回で放送されることが、10月25日のXYの公式サイトやメディア報道で、明らかになりました。
手越祐也のソロ曲はヒットに恵まれず
私は手越さんがNEWSに所属していた最後の数年間は、何度かNEWSのコンサートにも行っていました。
当時、手越さんと増田貴久さんの2人が、高い歌唱力でグループのパフォーマンスを牽引していました。
特に、手越さんの抜群の安定感のあるボーカルは、NEWSの要と言っても、過言ではないと思っていました。
しかし、このサイトの別の記事で既に詳しく書いたように、手越さんは2022年6月に、コロナ禍の自粛期間中の夜の会食参加などの問題もあって、旧ジャニーズ事務所を、円満とは言い難い形で、退所してしまいました。
その後、手越さんはソロアーティスト活動を始めましたが、残念ながら、2024年10月25日時点までで、独立後にヒット曲に恵まれたとは言えません。
理由の1つは、地上波テレビの人気音楽番組に出演できていないため、手越さんのソロアーティスト活動自体を知らない人が多いからだと思われます。
YOSHIKIプロデュースで誕生したXYの現在は?―鳴かず飛ばずか
一方、ロック界のレジェンド・YOSHIKIさんがプロデューサーを務めるXYは、オーディション番組「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」で、2023年2月に誕生しました。ロックバンド5人と、ダンス&ボーカルユニット8人から成る、計13人の大所帯グループです。
私はオーディション番組を観ていましたが、有名人(HYDEさんやTravis Japanの名前の由来になったトラヴィス・ペインさんなど)をゲストに呼んだりして、注目度が高い番組でした。
YOSHIKIさんはメンバーの歌やダンスのスキルで決して妥協しなかったので、実力の高いメンバーが集まったグループが誕生しました。
しかし、デビューメンバー決定後から、YOSHIKIさんが書いたデビュー曲「Crazy Love」の6月30日の配信リリースまで、かなりの間隔が開いてしまい、その間のファンをつなぎとめるコンテンツの供給に乏しかったため、オーディション番組中のファンの多くが、離脱してしまいました。
YOSHIKIさんのバーターで、XYはデビュー当時は主要音楽番組に出演することができましたが、その後はだんだんメディア露出が減っていきました。ただし、ライブ活動は行っています。
YOSHIKIさんが書いたデビュー曲「Crazy Love」以後は、XYのバンドが「YG」、ダンス&ボーカルユニットが「GET STUPID」というシングルを配信リリースしています。
いずれもYOSHIKIさんがプロデュースした曲ですが、作詞作曲はYOSHIKIさんではない別の作家陣が担当しました。なお、「YG」は、バンドメンバーも作詞作曲に参加しています。
ただ、両曲とも、音楽チャートで上位ランクインには至りませんでした。
あれだけ注目を集めた大々的なオーディション番組だったことを考えれば、現状はほぼ「鳴かず飛ばず」と思われても、仕方ないかもしれません。
手越祐也 のXY 電撃加入がXYの起爆剤になる
YOSHIKIさんは、手越さんにXY加入をオファーしたことについて、両者の化学反応への期待を表明しました(モデルプレスの2024年10月25日配信の記事)。
XYは実力はありますが、アイドル的要素がほとんどないグループで、初見の視聴者にはちょっと地味に見えるかもしれません。
そこに手越さんという、華があって、アイドルグループ・アーティスト経験の豊富なメンバーが加わることで、XYの雰囲気がガラリと変わる可能性が、高いと思われます。
何よりも、XYに欠けているのは知名度ですが、この点でも、手越さんは知名度が高いアーティストであり、タレントです。
あとは、手越さんとメンバーが、仲良くやって行けるか否かの問題でしょう。
ということで、手越さんが加わることで、XYにどんな変化が起きるのか、私としても、楽しみにしています。