STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)の7人組アイドルグループ・Travis Japan(トラジャ)と言えば、2022年10月28日に旧ジャニーズで初の世界配信デビューを飾りましたが、当初は知名度がなかなか上がらず、やや苦戦している印象でした。
そんなTravis Japanがデビュー後約1年を経過した頃から、急速に知名度がアップするようになったきっかけが、2つありました。
2つのうち1つが、メンバーの松田元太さん(25)の、バラエティーでのブレイクでした。
この記事では、松田元太さんのブレイクについて、まとめてみました。
Travis Japanはデビュー直後に滝沢秀明元副社長が退所し、迷える子羊状態に
Travis Japanは結成10年にしてようやくデビューを果たしました。
しかし、彼らをデビューに導いた滝沢秀明元副社長が、Travis Japanのデビューを見届けたかのように、デビューからわずか2日後の10月30日に、旧ジャニーズ事務所を退社したことが、報じられました。
残されたTravis Japanの7人は、まるで“迷える子羊”状態でした。
Travis Japanはデビューはしたものの、デビュー曲は全編英語詞の「JUST DANCE!」で、彼らの前に2021年11月にCDデビューしたなにわ男子のような、事務所にゴリゴリ押されてテレビに出まくり、という感じは、ほとんどありませんでした。
なにわ男子の場合は、プロデューサーが関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)の大倉忠義さんでしたが、関ジャニ∞と言えば、藤島ジュリー景子社長が目をかけてきた、いわゆる“ジュリー派”の代表格のグループの1つでした。
一方、Travis Japan の場合は、彼らをメディアにガンガン売り込んでくれるはずの、滝沢元副社長が退社してしまいました。
正直私は、Travis Japanは大丈夫だろうか、事務所にちゃんと推してもらえるのだろうか、と少々心配でした。
Travis Japan のデビュー翌年に2つの追い風
しかし、デビューから約1年が経過した頃から、Travis Japanには2つの追い風が吹いてきて、グループの知名度が上がって行きました。
1つはTravis Japanの卓越したダンススキルが、音楽番組などのコラボ企画で、脚光を浴びるようになったことでした。まさに“芸は身を助く”です。
もう1つが、メンバーの松田元太さんのバラエティーでのブレイクでした。
松田元太が天然・おバカキャラでブレイクできたきっかけは九九での苦戦
松田元太さんがブレイクしたきっかけは、バラエティー番組で、イケメンなのに九九がまともに言えない天然・おバカキャラとして大ウケしたことでした。
フジテレビ系のバラエティー番組「人志松本の酒のツマミになる話」に、松田元太さんは2022年12月に初めて出演した際に、トークの最中に目を閉じて動かなくなって呆れられていました。
同番組に、2023年6月9日放送回に2度目の出演をした際に、松田元太さんは実は掛け算の九九があやふやであることが、露見しました。
松田元太さんは6の段や8の段を言わされたのですが、途中で間違いを連発しながら、しれっと続けて完結させました。
間違ってもそのまま続けて、最後は英語っぽい発音でグループ名を「Travis Japan」と言う松田元太さんに、一同が爆笑していました。
松田元太はバラエティーでブレイクして一躍売れっ子に、ドラマでは危険な青年を演じる
バラエティーで一躍有名になった松田元太さんは、2024年4月にはフジテレビ系「ぽかぽか」の月曜レギュラーに起用されました。
さらに、松田元太さんは、同じ2024年4月クールのテレビ朝日系「東京タワー」に、メインキャストに起用されました。既に売れっ子状態です。
そのドラマでは、松田元太さんは人妻を誘惑する危険な青年役を演じました。おバカキャラとの落差がすごいですね。
個人の仕事で活躍してグループに還元
アイドルグループのメンバーが、個人の仕事でトーク番組やドラマに出演して注目を浴びると、従来のアイドルファン以外の層の視聴者へのグループの知名度が上がります。
松田元太さんはまさに、個人の仕事で飛躍して、その成果をグループに還元しているところです。まさにアイドルの鑑です。